女優の遠野なぎこは、太川陽介の“神対応”に違和感を覚えているようだ。12月18日放送の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)で、藤吉久美子の謝罪会見を取り上げたときのこと。番組レギュラーである遠野なぎこは、藤吉の夫である太川陽介の会見に疑問を呈している。
共演したこともあるという太川について「優しくて明るい人」と前置きした上で、「でも太川さん、会見だけは心底ゾっとしましたね。不気味! 嫌な見方ですけれど『また妻の弱みをさらに握ったぜ』みたいな。じゃないとあの藤吉さんの号泣と繋がらないじゃないですか、わかんないですけどね」などと持論を展開した。
太川の“理解のある夫ぶり”は当初は絶賛されたものの、ここにきて超亭主関白ぶりも伝わり、モラハラで妻を押さえつけているのでは?といったうがった意見も出ている。夫婦関係の専門家である離婚カウンセラーはどう見るのだろうか。
「藤吉さんの『私はもう彼がいないと生きていけない』という発言は確かに気になりますが、許してくれた夫をこれからはもっと愛そうと決意しての発言にも取れますから、会見だけでモラハラの有無を決めつけることはできません。あくまで一般論としてお話ししますが、『君は俺がいないと何も出来ないダメ人間なんだ』とか『俺のいう通りにしないから間違う』というようなことを長年言い続けて妻を洗脳・支配するモラハラ夫は確かにいます。常に夫の顔色をうかがう生活はまともな生活とは言えず、モラハラに気づいた妻が離婚を選択するケースは少なくありません」
夫婦関係に限らず人と人は互角な立場でいないとその関係はゆがんでいくという。太川と藤吉の今後は果たして‥‥。
(笠松和美)