2016年3月10日号の「週刊文春」で経歴詐称が発覚し、同年4月から司会として出演予定だった報道・情報番組「ユアタイム~あなたの時間~」を放送開始前に降板した“ショーンK”ことショーン・マクアードル川上氏。テレビとラジオから全撤退して1年10カ月の時が経つが、ついにテレビ復帰を果たす。
抜擢したのはTOKYO MX。特別番組「世界見聞録~モンゴルで経済と豊かさを考える旅~」に川上氏がナビゲーターとして出演するのだ。同番組の取材でモンゴルでの現地取材も行っている。
川上氏の起用について、同局の関係者が話す。
「上田まりえアナや阿部哲子アナなど、MXはキー局を辞めた“ワケアリ”女子アナの再生工場なんて言われてきましたが、ショーンKはいわばその男版。学歴こそ公表していたものとの齟齬がありましたが、誰かを傷つけたとか、重大な犯罪にかかわったわけではない。業界内では勉強家の知識人として定評がありました。もし、あんなことがなければ、MXがオファーすることもできなかったでしょう。あのルックスですし、何より声がいい。これを機に復活できると信じています」
川上氏に対しては、フリーアナウンサーの宮根誠司も18日放送の「情報ライブミヤネ屋」(日本テレビ系)で「ショーンKさん、もう全然出てきていいと思うけどな」などと語っていた。川上氏本人は「全方位のメディア活動を積極的に行う意思はない」とのことだが、案外早いうちに「ミヤネ屋」への出演があるのかもしれない。