人気ピン芸人で、大御所演歌歌手を演じる・水谷千重子としても活躍している友近の評判が芳しくない。
テレビ局関係者は「とても厳しい人」と話す。
「例えば、トーク番組で友近は、歌手の中森明菜のモノマネを振られることが多い。明菜の喋り方は、掻き消えそうな小声でぼそぼそ話すのが特徴ですが、音響からすると音の調整が難しいんです。大き過ぎればぼそぼそ感は台無しだし、小さ過ぎると全く何言ってんだかわからなくなる。その調整に失敗すると、怒られます。また、所属事務所のスタッフもよく叱られていますよ。衣装が違っていたり、小道具を忘れたりしてね。友近は、こと仕事となると厳しいし、他人の失敗に対しムキになることもある。だから、友近の出演番組の担当ADなんかはピリピリしてますね」
たしかに友近は、スタッフの失敗談をトーク番組でネタにし「これは悪口ではなく世直し」と言ってはばからない。
ただ、演芸評論家は「スタッフにも問題がある」と友近を擁護する。
「彼女は今の芸に奢ることなく、常にアンテナを張り巡らして新しい芸を探索しています。自身にも厳しい人なんですよ。自分が懸命に仕事をしているからこそ、他の人にも真剣に仕事をしてほしいだけなんです。ですが、叱り方の度が過ぎてスタッフから疎まれないようにしないとお呼びがかからなくなる懸念はあります」
いまや、女芸人の中ではベテランの域に入った友近。少しは心に余裕をもって、スタッフを育ててほしいものだ。