サザンオールスターズの桑田佳祐が、2018年9月で芸能界を引退する安室奈美恵に続き大みそか恒例の「NHK紅白歌合戦」に出場する。
桑田は、安室同様、白組メンバーではなく特別枠で、年越しライブを行う横浜アリーナからの中継となる予定。“今年は目玉がない”といわれてきた紅白だが、ここにきて大物アーティスト2人が、そろって出場となった。
この発表に、歓喜の声が上がると思われたが、「安室ちゃんも桑田さんも実は事前に決定してて、話題作りに後からリリースしたのか?」「大晦日にちゃんと会場にきてパフォーマンスしてくれるからこその紅白…でしょ?出たくても選ばれなかった歌手に失礼」「安室も桑田も最初から決まってたんだろーね。出る出ないで何度もニュース記事になって良い宣伝になりましたね」など、“NHKの演出の一環”だとの批判が高まっている。さらに、桑田も安室も白組、紅組のメンバーではないことに「もはや、紅白に分かれた歌合戦とは呼べない」との意見も多数あった。
紅白から離れていた桑田と安室が、出演を決めたのはなぜなのか? 芸能ジャーナリストに聞いた。
「桑田は14年の紅白でサザンオールスターズとして『ピースとハイライト』を歌唱したのですが、これが一部で“反日ソング”と反発を食らった過去があります。また、安室は、彼女の腕にあるタトゥーを巡って揉めたことがありました。今回は特別枠とのことで、演出等にNHKが口出ししないとの条件で双方折り合いをつけたようです」
桑田にせよ、安室にせよ、生のコンサートに足を運びづらいファンは少なくない。そんな人たちのためにも、普段と変わらぬ精いっぱいのパフォーマンスをお願いしたい。