海外サッカーが好きなのは分かるが、さすがにその発言はアウト!?
桐谷美玲が24日に放送されたバラエティ番組「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)に出演。この日の番組の司会を務めた明石家さんまから、失礼な発言をぶつけられたことを明かしている。
この日は「クリスマスザンゲSP」と題し、出演者たちがこの1年に犯した罪を生放送で懺悔するという流れで番組が進行。しかし、桐谷は懺悔することは特にないとし、「懺悔してほしい人ならいます」と説明。その相手というのが、さんまだった。
桐谷曰く、16年のサッカーのクラブワールドカップでレアル・マドリードの試合開始前に、さんまと試合会場のエレベーターで偶然鉢合わせしたとのこと。桐谷は同大会で中継キャスターを務めていることで緊張しており、他にエレベーターに乗り合わせた関係者たちもピリピリした雰囲気だったという。
そんな桐谷を見て、緊張をほぐそうとしたのか、さんまは「桐谷! 今夜、ロナウドに抱かれておけ」と、同チームが誇るスター選手・クリスティアーノ・ロナウドと関係を促すようなジョークを放ったという。ただ、あまりにパンチが効きすぎていたためか、エレベーターの中は静まり返ってしまい、桐谷も困惑。ところがさんまは「未来の日本代表のためにロナウドのDNA、ゲットしてこい!」と追い打ちをかけるように念を押してきたという。
いくら大御所のさんまといえど、年頃の女性へのモロな下ネタ発言ということで、北村晴男弁護士は「完璧なハラスメントですよ」と忠告。視聴者からも「さんまでも人気女優相手にこの発言はダメでしょ」「さんまさんは嫌いじゃないけど、この発言は気持ち悪いです」「冗談なら何を言ってもいいわけじゃないだろ」「ヨーロッパサッカーが絡むとさんまは当たり前に暴走するよな」などと不評を買っている。
「番組で、さんまは『おれは真剣に言うたんや。ロナウドのDNAが日本サッカー界に必要や、と。下ネタでも何でもないねん』『芸能界の先輩の言うことを聞いてくれたらいいねん』と、一切反省することはありませんでした。さんまは無類のヨーロッパサッカー好きとして知られ、ロナウドの才能に本気で惚れこんでいるからこその、割と本気のアドバイスだったのかもしれません」(エンタメ誌ライター)
さんまとしては、ほんの冗談のつもりだったのかもしれないが、相手によっては本気で嫌われる可能性もあるだけに、好きなサッカーのことでも、もう少し冷静になったほうがいいのでは?
(田中康)