4日から後半の放送が始まったNHK朝の連続テレビ小説「わろてんか」。昨年最後の放送では、安来節乙女組のチームワークの乱れやリリコと藤吉のキスシーンを思わせる気になる展開で幕を閉じた。そんな中、注目を浴びているのがお笑い芸人“キース”を演じる大野拓朗だ。同ドラマでは、北村笑店のお抱え芸人役で3枚目を演じている大野だが、視聴者からは「あのイケメン俳優は誰?」といった声が上がっている。
「大野は2010年にホリプロ主催の『キャンパスター☆H50withメンズノンノ』でグランプリを受賞して芸能界デビュー。2016年にはNHK朝ドラ『とと姉ちゃん』に青柳清役で出演しており、昨年は映画『猫忍』で初主演も果たしました」(エンタメ誌ライター)
実は大野は、“コンテスト荒らし”として、業界では知られた存在だったという。
「さいたま市の高校時代は、3年連続ミスターコンテストで優勝。2009年には在学していた立教大学で『第25回ミスター立教』にも選出されています」(前出・エンタメ誌ライター)
そんなコンテストホルダーの大野は、現在公演されているミュージカル「池袋ウエストゲートパーク SONG&DANCE」に出演中。
「大野が演じるのは、主人公・マコト。昨年12月23日から東京公演が始まり、今月19日からは兵庫県でも公演されます。今回の舞台について大野は『プレッシャーはないです。ドラマのイメージが大きいとは思いますが、このミュージカルは別物。ダンスがとにかくカッコイイです』と話し、自信をみなぎらせています」(舞台関係者)
NHKの朝ドラでは、脇役俳優が数年後に主役級に上り詰めることも多い。「とと姉ちゃん」「わろてんか」を経て、近い将来、大野に主役クラスの役が回ってくるかも!?
(窪田史郎)