大晦日に放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の視聴率は第1部が35.8%、第2部は39.4%だった。数字上は歴代でワースト3位だったものの、近年では記憶に残る回だったのではないか。特別出演した安室奈美恵が熱唱している時間帯は48.4%という高い瞬間視聴率を記録。ベストアルバム「Finally」のダブルミリオンに貢献した。また出場歌手以外で注目を集めたのは、司会を務めた内村光良、二宮和也、有村架純の3人。内村は同局の人気番組「LIFE!」のキャラクターに扮し、有村は桑田佳祐との「ひよっこコラボ」で魅了した。だが、白組優勝の発表後に白組司会の二宮が発したある言葉が、ファンの間で物議を醸しているという。
「日刊スポーツによると、優勝旗を持った二宮は『(相葉雅紀は)僕より下の人。上に立ちました』と、昨年、司会を務めながら優勝できなかった同グループの相葉に当てつけるような話をしたとのこと。この二宮の発言に対し、相葉ファンから『言い過ぎだよ!』『見下してるの?』といった声があがっているのです」(芸能記者)
二宮と相葉は“にのあい”として昔から仲がよいことで有名。今回の二宮の言葉も、年末の東京ドーム公演で相葉から「惜しくも僕の時は負けちゃったんで、今年は勝ってほしい」というエールに応えた冗談だったようだが、一部のファンは不快に感じてしまったようだ。