女優の広瀬すずが主演するドラマ「anone」(日本テレビ系)が1月10日放送され、初回平均視聴率は9.2%とまずまずの滑り出しだ。
広瀬演じる通称“ハズレ”こと辻沢ハリカは、親に見捨てられ、遺品整理のアルバイトをしながら、ネットカフェで寝泊まりしている少女。広瀬はこの役を演じるにあたり、ボブカットからショートにバッサリと髪を切り、並々ならぬ意気込みを見せている。
この大胆なイメージチェンジに視聴者からは「すずイケメンやな」「すず男前!しかもかわいい」「ボーイッシュなすず超可愛い」「ジャニーズなら天下取れそうな美少年」など、好評だ。
「広瀬にとっては10代最後の連ドラ作品。演技については『かわいいだけ』『なんでもかんでも広瀬すず』『声がイマイチ』などの評価もあったが、これまでとは大きくイメージの異なるこのドラマで、女優としてどのように脱皮できるか。正念場の作品ともいえます」(芸能記者)
主要キャストは、小林聡美、阿部サダヲ、瑛太、田中裕子ら、技量の高いベテラン勢が脇を固める。脚本は、同局の「Mother」や「Woman」、TBS系の「カルテット」を手掛けた坂元裕二氏だけに期待度も高い。人間の深層心理をえぐり出すセリフは、じわじわと視聴者の心に突き刺さる。
今期、大注目の1作と言えるだろう。