1月18日スタートのドラマ「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日系)にて主役を務める木村拓哉が、番宣でテレビに出まくっている。1月11日放送の「夜の巷を徘徊する」(同)ではマツコ・デラックスと共演し、2人揃って神社をはしごして「大吉」が出るまでおみくじを引き続けるという、若手芸人さながらのロケに挑んだ。
同番組で木村は、CMのオーディションに行くという子役と戯れたり、後輩のために合格祈願のお守りを買いに来たという女子大生と交流するなど、終始リラックスモード。服装も黒チェックのジャンパーというラフな格好で、45歳には見えない若々しさを見せていた。そんな木村に好意的な声が多く飛ぶ中、一部からはこんな意見も聞こえてくるという。
「ドラマの役柄に合わせて髪型もサッパリしたキムタクは、先入観抜きに見れば『感じのいいオジサン』で、彼らしいオラオラ感がどうにも伝わってこなかったのです。もちろんカッコいいおじさんではあるのですが、芸能人で40代といえばもっとギラギラ感をまとっているはず。それがないと単なる『役者の木村さん』に過ぎず、世間が求めている『キムタク感』はゼロでしたね」(テレビ誌ライター)
“キムタク”がただの“木村拓哉”に見えたということか。ただこの変化を、オーラが失われたとみるのか、それとも意図的なイメージチェンジとみるかは、ドラマの出来を待つべきだという。
「昨年4月公開の主演映画『無限の住人』では時代劇にも関わらずキムタク感を全開にし、結果は初登場6位の惨敗。それに対して昨年1月期の主演ドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)では抑えめの演技に徹し、平均で14.5%の高視聴率をマークしました。これらの結果を受けて木村サイドが『キムタク感を抑える』方向に舵を切った可能性があるのです。それゆえ『BG~身辺警護人~』ではキムタクと木村さんのどちらを前面に押し出してくるのかが注目点となるでしょう」(同・テレビ誌ライター)
1年ぶりのドラマ出演で木村はどんな姿を見せるのか。まずは初回放送に注目が集まるところだ。
(白根麻子)