8日深夜に放送された「なかい君の学スイッチ」(TBS系)で、MCの中居正広に“TV番組史上初”と言わしめる珍事件が起こった。
「この番組はゲストに登場した芸人が、毎回専門家から話を聞き勉強して、中居たち出演者にわかりやすく教えるバラエティ番組。今回は銀シャリ・橋本直が先生として番組の仕切り役を担当していたのですが、番組収録中に途中退席するという前代未聞のアクシデントが起きてしまいました」(芸能記者)
この日のテーマは「芸能人のリアル洗濯事情 大告白&徹底改善SP」と題して、橋本がゲストの岡田将生、バイきんぐ・小峠英二、メイプル超合金・安藤なつらに講義を行った。
「問題の場面は、橋本が生徒たちの服の畳み方をチェックしていた時のこと。収録現場に突然ディレクターが姿を現し、『ちょっとここで(橋本は)出なくてはいけないので…』と退席を促した。驚いた中居は『えっ次あるの?』と訊くと、橋本は口ごもるばかりでした」(前出・芸能記者)
どうやら収録が長引いたために、次の現場へと行かなければならなくなったというのが真相のようだが、「このままいったら僕が干されそうですね。洗濯物だけに」「司会が視界から消えさせていただきます」など、ジョークを連発してその場を切り抜けようとしたものの、小峠は「一回ぶん殴ってやろうか」とぶち切れ気味。さすがの中居も「テレビ史上初めてじゃない」とぼやいた。
しかし、トラブルは続くもの。橋本はその後、インフルエンザを発症。12日に出演予定だった午前中の番組「よ~いドン!」(関西テレビ系)を欠席。さらに14日に大阪・よしもと西梅田劇場で予定していた公演にも欠場し、相方の鰻和弘が1人で出演することになった。
「2016年のM-1グランプリで優勝し去年ブレイクした銀シャリですが、今年も年初からテレビに出ずっぱり。5本の地上波レギュラーに加えて、単発のゲストで呼ばれまくっています。今回のインフル感染も、一昨年ならニュースにもならなかったでしょう」(放送作家)
時間管理と体調管理は売れっ子タレントの必須条件。テレビの前の視聴者に“退席”されないよう十分に気を付けてもらいたい。
(窪田史郎)