NHK杯の公式練習でジャンプに失敗し、右足首を故障したフィギュアスケートの羽生結弦選手。心配と不安にかられたファンの間では、オーサーコーチへの恨み節があがっているという。
「オーサーコーチは、GPシリーズ中に胆嚢の手術を受けたこともあり、ハビエル・フェルナンデス選手の中国杯にも、羽生選手のNHK杯にも帯同しませんでした。結果はご存じの通り、フェルナンデス選手が中国杯で6位。羽生選手が故障という残念な結果に。これを指して『オーサーコーチが帯同していればこんなことにならなかった』というのです。オーサーコーチも冗談まじりに『選手にとっていかにコーチの存在が重要か証明された』とコメントしていました」(スポーツライター)
しかし、一部ファンが指摘するのはそれだけではない。
「完璧主義の羽生選手は、難易度の高い4回転ルッツを跳ぶことにこだわっていましたが、オーサーコーチは以前から五輪の構成については、必要以上にジャンプの難易度を上げることには反対でした。今回のケガがその4回転ルッツの練習中に起こったことから、オーサーコーチが4回転ルッツ挑戦を封印し、しっかり羽生選手をリードしなかったことが原因であるかのような、逆恨みのような声が出て来るわけです」(前出・スポーツライター)
羽生選手の熱烈なファンの前にあっては、選手を尊重しながら導くことで定評のあるオーサーコーチもカタナシのようだ。