ジャニーズWEST以来4年ぶりのCDデビューが決まった「King & Prince」が、17日に記者会見を行った。もともと関西ジャニーズJr.だった平野紫耀と永瀬廉に高橋海人が加わったMr.Kingに、岸優太、神宮寺勇太、岩橋玄樹の3人で構成するMr.Princeが合体し、「Mr.King vs Mr.Prince」というユニットができたのが2015年。そしてこのほどユニット名を「King & Prince」に変更し、満を持してのCDデビューとなった。ジャニーズ事務所は“キンプリ”のデビューに際し、ユニバーサルミュージックと共同で新レーベルJohnnys’Universeを設立。同グループが第一弾アーティストとなる。若者のCD離れが叫ばれる中、CD業界の救世主になると目されているのだ。
今年2本の主演映画が公開予定でJr.のエースといわれている平野、クールな横顔と甘い歌声が印象的な永瀬、最年少の弟キャラだがダンスがキレキレの高橋、恋人にしたいJr.ランキングで前人未到の4連覇を遂げた岩橋、“国民的彼氏”のキャッチフレーズを持つ神宮寺、最年長でありながらいじられキャラの岸と、1人1人のキャラがすでに確立しているのが強み。歌、演技、トーク、ダンスと全てをこなし、バランスが取れているのも“キンプリ”の特徴だ。
17日の記者発表ではこんなこともあった。「リーダーは?」の質問に6人が戸惑っていると、会場のファンから「岸君!」「岸君!」と一斉に岸の名前が上がり、それを受けて永瀬に「初代リーダーということで」と指名されるも、岸は「カッコ仮で」と謙虚な姿勢。岸には「日本一腰の低いアイドル」「ファンへの対応が神」「周りにいじられても決して怒ることなく器の大きさがわかる」「ほんわかしていて包み込むような優しさがある」といったファンの評価があったので、TOKIOの城島茂、嵐の大野智に通じるところがあるのだ。
King & Princeは「恋人にしたいJr.ランキング」の上位5位までを独占するほど、人気面も申し分ない。初代リーダー(仮)である岸優太を中心に、王道アイドルとしてのし上がっていくに違いない。
(琴葉)