1月26日、「週刊文春」にNHK局員時代の性的ハラスメント疑惑を報じられた元NHKの登坂淳一アナが、4月から予定されていたフジテレビの夕方のニュース番組への出演を取りやめることがわかった。
フジテレビは「4月2日(月)からスタートする『報道・ニュース新番組(仮)』(毎週月~金曜午後4時50分~7時)に出演予定だった登坂淳一氏の出演をとりやめることにしました」と発表。登坂自身も所属事務所を通じてお詫びのコメントを発表。報道については「身に覚えのないことも多く、困惑するような内容で非常に残念」としながら「大事な新番組を傷つけることは本意ではない」ことから出演辞退に至ったと心境をつづっている。
今回の出演辞退だけではなく、今後のアナウンサー生命にも影響を及ぼしかねないこの騒動だが、ワキが甘かったのは登坂アナだけではない。
「フジテレビは2年前にショーンKの経歴詐称疑惑で失敗した時のことを何も学習していませんね。しかも、スクープされたのがまたしても『週刊文春』。登坂アナには女性の噂があったため、こうした事態も予想されたはず。発覚が放送開始直前でなかっただけ、ショーンK騒動よりまだマシかもしれませんが、改めてフジの“身体検査”の甘さが露呈するかたちとなりました」(週刊誌記者)
このぶんでは、フジテレビの復活にはまだまだ時間がかかりそうだ。