公開中の映画「羊の木」で、リアリティあふれるお人好しで凡庸な市役所職員・月未の演技が光る錦戸亮。1月31日放送の「TOKIOカケル」(フジテレビ系)では、そんな錦戸の公開身長測定が行われ、公称・170センチの身長が1回目の測定では169.5センチ、背中を伸ばすストレッチをした後の2回目の測定では169.4センチとなり、「これ、流さんといてほしい」と困り顔を見せたことで話題になった。
「もっとも、小さくてショボく見えるところが錦戸のウリなのかもしれません。実は錦戸は、映画関係者が“最も一緒に仕事をしたい俳優”と言われているんです。錦戸はジャニーズタレントでありながら“どこにでもいそうな普通の男性”を演じさせたら、他の人気俳優では表現できないリアル感が半端ないですからね。“シュッとしていないこと”が錦戸の最大の魅力なんです。特異なキャラクターは演技力が拙くてもそれなりに見えるものですが、公務員に代表されるような“平均的”とか“普通”といった言葉で表現されるキャラクターは、どうしても演技力が問われる。錦戸は日本を代表する俳優に育ったといっても過言ではないでしょう」(映画製作会社関係者)
放送中の大河ドラマ「西郷どん」(NHK)でも、西郷隆盛の実の弟・従道として出演が決まっている錦戸。脚本担当の中園ミホ氏は「主役以外では従道がいちばん好き」と語っていることからも、錦戸の登場が楽しみだ。