10代が選ぶ「今年1番なりたい顔」のアンケートにて、石原さとみが見事1位に選ばれた。これはスマホ向けサービス「ピグパーティ」が15歳~20歳の男女約1600名を対象に実施したもので、石原に続く2位には有村架純、3位に広瀬すず、4位にローラ、5位に本田翼と続いている。
いずれも人気の美人ばかりだが、よく見てみるとあの名前がないことに気づくはず。そう、10代女子がなりたい顔のランキングで1位を獲得した経験のある西内まりやである。これは一体どういうことなのか。テレビ誌のライターがそのからくりを教えてくれた。
「西内が1位に選ばれたランキングに、“20歳以下の女優”という条件があったことはあまり知られていないようです。2013年11月発表の同ランキングでは、西内に続いて志田未来、能年玲奈、川島海荷、武井咲という結果に。当然ですが石原やローラは年齢オーバーで最初から対象外だったわけです」
有村架純は当時まだ二十歳だったものの、ドラマ「あまちゃん」でやっと名前が知られ始めたくらいの時期。同様に広瀬すずも2013年当時はデビューしたばかりで、知名度はほとんどない時期だった。すでに大人気だった本田翼は21歳になっており、ギリギリで対象外。そんな隙間を縫って、西内まりやが1位に輝いていたのである。
そんな事情があるとはいえ西内が、能年や川島といった人気女優を押さえての1位だったことは間違いない。それなら今年のランキングでも5位以内には入ってもよさそうなものだが‥‥。テレビ誌ライターが続ける。
「2年前には『Seventeen』の看板モデルとして大人気だった西内ですが、今では女優と歌手に路線を変更。しかし主演ドラマの『ホテルコンシェルジュ』(TBS系)は一度も二ケタ視聴率をマークできずに大コケしました。やはり一線級で活躍し続けていないと、この手のランキングでは名前があがらなくなるのでしょう」
そんな西内が最近話題になったのは、ラグビー選手のいとこが五郎丸歩のチームメートだということや、紅白に落選したことくらいのもの。再びみんなが憧れる顔になるためには、ドラマかCDでの大ヒットが必要なようだ。
(金田麻有)