2月15日発売の「週刊文春」が「好きな・嫌いなキャスター&コメンテーター」の2018年のランキングを発表。明暗を明けたのは、朝の情報番組だ。「羽鳥慎一 モーニングショー」(テレビ朝日系)のMCを担当するフリーアナウンサーの羽鳥慎一は「好き」部門の1位。同番組のレギュラーコメンテーターを務めるテレビ朝日職員・玉川徹氏も7位とトップ10入りを果たした。
「羽鳥は人当たりの良さと爽やかさ、わかりやすさに加え、玉川氏や長嶋一茂などアクの強いコメンテーターを巧みにさばいているところが評価されたと思います。玉川氏は暴言や失言も少なくありませんが、文春のアンケートでは『怒った顔も笑った顔も可愛い』という女性の声もあり、世の中の評価はわからないものだと痛感しました」(テレビ誌記者)
泣いたのは「ビビット」(TBS系)だ。同番組のMCはTOKIOの国分太一と女優の真矢ミキ。“ニュース雑学おじさん”として、フリーアナウンサーの堀尾正明が特別MCを務めている。ところが、3人とも「好き」部門ではランク外。「嫌い」部門では国分が23位に顔を出すのみだった。
「『嫌い』部門にランクインしただけ、国分はまだよかったかもしれません。『好き』にも『嫌い』にも名前のあがらなかった真矢と堀尾は、存在感が薄く毒にも薬にもならないということ。本業が女優の真矢はまだしも、フリーアナウンサーの堀尾にとっては厳しい結果だったのでは」(前出・テレビ誌記者)
視聴者には“ビビッ”と来なかったようだ。
(石田英明)