タレントのベッキーが、オーディオブランドのイヤホンのCMに起用された。これは、平昌五輪のスノーボード男子ハーフパイプで銀メダルを獲得した平野歩夢選手も愛用していることで知られており、平野ファンからも注目を集めていた。
CMでは、撮影準備中や移動時にイヤホンで音楽を聴いたり、会話をしながら颯爽と闊歩するスタイリッシュなベッキーの姿が映し出されている。
しかし視聴者の中には、依然として拒否感を示す人がいるようだ。ネットには「このドヤ顔キライ!」「人の家庭を壊したのに」「ゲス不貞のイメージが消えない」「これでゲス極。聴くのか」「平野くんでいいんじゃない」と、ベッキー起用に対する疑問の声が相次いだ。
だがその一方で、「強くいる姿に感動させられた」「今の髪型がすごく似合っている」「呆れるくらいに可愛い」と、徐々にではあるが声援も増えてきている。
ベッキーは3月20日放送予定の特番「神々のスマホ~昆虫食の女神降臨~」のMCに抜擢され、騒動以降出演のなかったNHKへの復帰も果たす。年末特番「絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!」(日本テレビ系)にゲスト出演したり、1月には時代劇『くノ一忍法帖 蛍火』(BSジャパン)に主演するなど、少しずつ活躍の場を広げている。
人気回復の兆しとも思えるが、芸能ジャーナリストはそれをキッパリ否定する。
「ベッキーの公式サイトで、今でもレギュラー番組として記載されている『世界の果てまでイッテQ!』や『天才!志村どうぶつ園』(ともに日本テレビ系)、『モニタリング』(TBS系)などには復帰できていませんからね。活動情報に載っているということは、降板はしていないということ。これらの番組が受け入れない限り、完全復帰とは言えないでしょう」
お茶の間に受け入れられるまでに、あとどれぐらいの時間が必要なのだろうか。