アイドル誌Myojoで今年も「Jr.大賞2018」が発表された。ジャニーズジュニアだけで争われるランキングで、「恋人にしたいJr.」部門では、これまで相葉雅紀や山田涼介などがジュニア時代に1位を獲っており、ジュニアの人気のバロメーターとなっている。
今年の注目は、岩橋玄樹の5連覇なるかというところ。山下智久と赤西仁がそれぞれ3連覇していたが、去年の段階ですでに岩橋は4連覇し、記録を塗り替えていた。今年、岩橋はデビューが決まったため、このジュニア大賞も最後のエントリーとなる。そのため、有終の美を飾れるかに耳目が集まっていたのだが、期待通り岩橋は1位に選ばれた。Jr.大賞で5連覇するということは、ジュニア時代が長く、かつファンの気持ちを掴み続けなければならない。この記録を破るのは今後も難しいのではないか。
今回のランキングでもう一つ目を引いたのが、関西ジュニアの躍進だ。1位の岩橋玄樹に続いて、2位・永瀬廉、3位・平野紫耀、4位・岸優太、5位・西畑大吾、6位・大西流星という結果になったが、この春「King&Prince」がデビューすると、上位4人がごっそり抜けることになる。このまま順位が繰り上がるとなると、来年は関西ジュニアである西畑と大西が1位・2位を占める可能性が高いのだ。
西畑自身「勢いは西から来てるで」と語っており、その言葉通り西畑は去年の6位から5位に、大西は18位から6位まで大きく票を伸ばしている。また「リア恋枠部門」でも7位に大西流星、9位に圏外から同じく関西ジュニアの正門良規が顔を出しており、こちらも「King&Prince」が抜けるとかなり順位が上がると予想される。
また、ドラマ「母になる」(日本テレビ系)で沢尻エリカの息子役を演じ、一躍有名になった道枝駿佑も関西ジュニアのメンバー。幼かった道枝も入所して20センチ身長が伸びて170センチを超え、さらに“イケ化”が進んでいる。
関西ジュニアは、歌って踊れて、トークも上手く、ギャグも持っているというのが強み。西畑の言うとおり、風は西から吹いているようだ。
(琴葉)