女優の長澤まさみが、またしても個性的な衣装を披露した。
2月25日、「映画ドラえもん のび太の宝島」の完成披露試写会で舞台挨拶に立った長澤のファッションは、水兵を思わせるキャップ、グレーがかったブルーのマリンパンツ、赤いヒールという組み合わせ。キャプテン・シルバーの妻フィオナの声優を務めたとあって、海を連想させるマリンルックでキメたようだ。
おでこ全開で帽子を被った姿には、「さわやかでかわいいファッションだね」「やっぱり長澤まさみはスタイル抜群」というファンの声がある一方、「帽子が個性的すぎる」「こんなにオデコを出さなくても…」と、一部からは疑問の声も上がっている。賛否の分かれるところだが専門家はどう見るのだろうか。
「バランスは最高だと思いますよ。マリンルックの基本はブルーやレッドを取り入れることですが、レッドを靴に持ってきたことで全体が引き締まっています。スニーカーやサンダルではなくハイヒールというのもいい。ぜひ大人のマリンルックの参考にしてほしいですね。
問題はキャップの被り方です。可愛らしく見せようとすれば前髪を下ろしてもっと斜めに被るはずなんです。長澤さんの場合は正当なマリンキャップの被り方で、前髪を入れ、まっすぐ被っています。これが似合うのは美人で小顔だからこそ。自分をいかに綺麗に見せるかというのではなく、ファッションとしての完成度を追求するのが長澤さんのスタイルだと思います。変わった格好に見えることもあるかもしれませんが、いつも上級のオシャレを楽しんでいるように見えますよ」(ファッションライター)
映画は3月3日から公開。キャプテン・シルバーの声優を務める大泉洋との夫婦の掛け合いも楽しみだ。
(笠松和美)