3月14日放送の人気ドラマ「相棒season16 最終回2時間スペシャル」(テレビ朝日系)で、2月21日に急逝した大杉漣さんが演じていた警視庁副総監・衣笠藤治を杉本哲太が代わりに務めたことが話題になっている。
大杉さんは2月中旬頃に一部収録を終えていたが、テレビ朝日は検討の結果、代役で撮り直すことを決定。杉本は代役依頼を快諾したという。
「ネット上では“杉本が大杉に寄せた演技”をしていたことに拍手喝さいが起きています。普段の杉本はパワフルではつらつとしたイメージですが、この日の杉本はひょうひょうとして落ち着いた雰囲気を漂わせていました。それはまさに生前の大杉が漂わせていたムードそのもの。『大杉さんのムードを壊さず演じている杉本さんに脱帽』『哲太さんの中に漣さんの面影を見る』『杉本哲太さんすごい!』といった声が殺到しているのも納得です。大杉の代役は今回の杉本が初めてですが、これから先も“大杉の代わり”を務めなければいけない俳優は他にもいます。例えば4月スタートの『正義のセ』(日本テレビ系)では、主演である吉高由里子の上司役が決定していました。代役は未定のようですが、杉本が今回ここまで好演したことによって、大杉の代役のハードルは上がったのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
改めて素晴らしい“俳優力”を見せてくれた杉本。天国の大杉さんもきっと拍手を送っていることだろう。