職場や取引先などで、人と会話することは多くあります。そんなときに、ぜひ覚えておきたいのが「つかみトーク」です。芸人がつかみを重視するのは、途中からでは聴衆の心をつかむのが難しいことを知っているからだといわれています。そのつかみトーク、実はちょっとしたコツがあるんですよ。
●結論から言う
まずは結論から。インパクトのある情報を先に伝えれば、相手を引き付けることができます。
●「強引に売り込みません」と最初に宣言する
ファイナンシャルプランナー・経営コンサルタントである井上健哉さんの「会って3分 話して1分 初対面で売れる技術」(かんき出版刊)によると、つかみはまず安心してもらって、強引に売り込みませんと宣言することがポイントなんだとか。すると相手は、「要らないものを売りつけられるのでは?」という不安を、消し去ることができるのだそうです。
●手土産の話題で凍った空気を温める
また、同書では、手土産を持参し、その話題で凍った空気を温めるというテクニックも紹介されています。これも使えそうですね。
トークは最初が肝心!とはよくいわれますよね。つかみのコツをマスターして、ぜひ、スムーズなビジネストークを展開してください。