最近はスマホやPCが主流になり、手書きの機会はなかなかありません。でも、ちょっとした署名などでは、手書きするしかないこともあります。そんなとき、汚い文字であれば、見る人の評価が落ちてしまうことも…。なので、できればきれいな文字を書きたいものですよね。そこで、美文字を書くちょっとしたコツをご紹介します。
●右肩上がりを意識する
書道学の博士である根本知さんは、ほんの少しの「右肩上がり」で書くと、文字が引き締まった印象になって、美文字になるといいます。
●止め・はね・はらいをしっかりする
一般社団法人書道能力開発協会理事長である中山佳子さんの著書「DVDできれいに書ける! 大判 美文字ペン字練習帳:DVD付なのに低価格!」(西東社刊)では、まずは「止め・はね・はらい」の基本の動きをしっかりすることが重要なんだとか。
●毛筆のリズムを思い出しながら書く
中山さんは、こんなコツも紹介しています。それは、毛筆を書くときのリズムを思い出しながら書くということ! ペン字の基礎は毛筆なので、これを意識することで、止めるべきところは止め、動きのあるところはリズムよく書けるようになって、美文字になるのだとか。