2月20日の誕生日で二十歳を迎えた藤田ニコルが「酔わない女」宣言だ。
3月25日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)にて人生初めての“お酒ロケ”に挑戦した藤田は、ビールや日本酒など7杯を飲みまくり、ケロッとした表情を披露。その様子に自ら「悲しい。テレビ的に酔っ払ったほう方がいいのかなって」と自省していた。
だがこの“お酒ロケ”には後日談があったようだ。放送日の夜に藤田はツイッターで「お家帰ってウォーターサーバーでお水飲もうとしたらコップ逆さまにしてて床びちゃびちゃにしたからそうゆうタイプなんだと思います」と報告。どうやらザルなのではなく、しばらく経ってから酔いが回るタイプだったようである。その藤田について芸能ライターが指摘する。
「このロケは当然、事前に収録されたもの。そして藤田自身は『サンデー・ジャポン』の生放送にも出演していましたから、『コップ逆さま』のエピソードもスタジオで披露できたはずです。それをあえてやらなかったということは、テレビ的には『酔わない女』をアピールしておきたかったのではないでしょうか」
ただ、酔わない体質が業界に浸透すれば、飲み会で酒を強要されてしまう恐れもある。そんなリスクを冒してまで酒豪ぶりをアピールしたのはどうしたわけなのか。前出の芸能ライターは、こんな見立てを示す。
「最近のテレビでは酒飲み企画が増えており、『ゴッドタン』(テレビ東京系)の定番企画『アイドル飲み姿カワイイGP』では、藤田の先輩である中村静香が見事グランプリに輝いています。ただ女性タレントの場合は酒豪でケロッとしているよりも、お酒で雰囲気が変わってしまうタイプのほうが絵になるもの。中村にしても酔っぱらったあげく、男性スタッフにに可愛らしく絡む姿が人気です。グラビア活動がメインの中村ならそれが正解でしょうけど、モデル活動がメインの藤田はそんなイメージはつけたくない。そのため事務所としても藤田には“酒豪”でいてほしい、ということではないでしょうか」
ファンとしては藤田がお酒でおっちょこちょいになるシーンを見てみたいもの。しかしモデルとしては、そのお宝シーンを封印しないとならないのかもしれない。
(白根麻子)