猫の画像を見ると、なぜか心が和みますよね。そんな猫たち、飼い猫として日本ではどんな種類が人気なのでしょうか。
「アイリスペットどっとコム 猫といっしょ」で実施された「猫の国勢調査2018」では、愛猫の種類ベスト10のうち、トップはMIX・雑種・混血種(1179匹)、第2位は日本猫(三毛・茶トラ)(337匹)、第3位はスコティッシュ・フォールド(97匹)という結果になっていました。MIXはやはり多いものの、第2位は海外種ではなく、日本猫というのはちょっと意外! 三毛猫は黒・白・茶の三色を持ち、日本に多く生息する種で、招き猫のモデルといわれています。茶トラは、猫の手帖編集部 編集「猫の医・食・住」(The Animal Press Ltd刊)によると、明るい地色(黄茶)の中に濃いしま模様(赤褐色・濃いオレンジ色)が入っている柄の猫だそうです。
動物大好きな編集者&ライターの富田園子さん、獣医師の山本宗伸さん、猫写真家の関由香さんの共著「猫を飼う前に読む本:猫専門医が教える」(誠文堂新光社刊)によると、三毛猫は基本的にメスばかりで、性格は「ツンデレ、気が強い、プライドが高い」というメスらしい性格を持っているのだとか。一方で、茶トラはオスのほうが多く、「細かいことを気にしない陽気な性格」といわれ、いわゆるオスらしい性格なんだそうですよ。
ちなみに、耳が前に折れていて可愛いスコティッシュ・フォールドの性格は、猫の手帖編集部 編集「スコティッシュフォールドのき・も・ち」(The Animal Press Ltd刊)によると、「愛嬌」があるそう。
猫といっても、種類によって見た目も性格もさまざま。飼い猫を選ぶなら、猫とどんなコミュニケーションを取りたいかによって、チョイスする種類も変わってきそうですね。性格なども見極めて、ベストなマッチングによる、素敵な猫ライフを!