昨年5月から携帯電話キャリアのテレビCMに出演しているお笑い芸人のブルゾンちえみ。そのCMにてブルゾンが実の母親と親子共演していると信じる若者が少なくないという。もちろんその共演相手は母親ではなく、世界的なファッションデザイナーのコシノジュンコ氏。キューバにて外国人初のファッションショーを開催したり、サミットでは各国首脳夫人の衣装をデザインするなど、世界を股に掛けた活躍で知られる超大物だ。
そのコシノ氏が4月3日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演し、ブルゾンとのエピソードを明かした。女性誌のライターが振り返る。
「この日は冒頭から、司会の黒柳徹子が『最近はお笑い芸人のブルゾンちえみさんとの共演で、お若い人たちからも本当に人気があるというコシノさん』と紹介。そしてコシノ氏自身も自分の衣装を見せるために立ち上がったとき、“35億”のポーズをとりながら『ちえみのママ』と自己アピールしていました。CMで共演したブルゾンについては『可愛い子ですよ。ホント素直でね、いつも「ありがとう、ありがとう」って言ってくれるの』と、まるで娘のことを褒めるかのようでしたね」
ここで番組ではブルゾンからのメッセージVTRを公開。二人が知り合ったきっかけについてのエピソードが明かされた。
「ブルゾンによると二人はとあるパーティーで知り合ったのだとか。『めちゃめちゃ憧れの女性』というコシノ氏を見つけたブルゾンは『うわっ!本物だ』と驚くとともに、せっかくの機会だからと挨拶に行くことに。ここで『すいません、ブルゾンちえみというお笑い芸人をやってます』と自己紹介したところ、やはりファッションデザイナーからなのかコシノ氏は『ブルゾン?』と、名前の“ブルゾン”に引っ掛かっていたそうです」(同・女性誌ライター)
名は体を表すというが、ブルゾンはその芸名のおかげで世界的なデザイナーとの共演を実現できたというわけか。もしブルゾンが他の芸名だったら、コシノ氏の感性に引っ掛からなかったのか。気になるところだ。
(白根麻子)