4月3日、“ひふみん”の愛称で人気の、棋界のレジェンド・加藤一二三九段が、NHK仙台の番組に出演。地元の英雄、フィギュアスケートの羽生結弦選手を褒め称えたことが、羽生選手のファンの間で話題になっている。
「加藤九段は夕方のワイドショー『てれまさむね』に登場。新年度スタートの時期に合わせて若者へのメッセージを送りました。冒頭は自身のフィールドである棋界の藤井聡太六段の話をし、そこから平昌五輪で奇跡の2連覇を果たしたフィギュアスケートの羽生選手の話に転じ、熱く語ったのです。大変なケガを克服して、素晴らしい成績をあげたというだけではなく、演技も完璧で美しく、将棋の闘いにも通じるものがある、と言及。その共通するものとは、勇気が大事、弱気になってはいけない、慌ててはいけない、落ち着いて行う、の4カ条で、この4つができれば成功すると話しました」(女性誌記者)
過去にも「テレビで羽生選手の華麗な演技などを見ている」とコメントしたことがあり、加藤九段が羽生選手を好きなことはファンの間では知られていたが、羽生選手の地元の番組での名言に、喜ぶファンもいたようだ。
類い稀な努力と、豊かな才能。ジャンルは違えども同じ超一流と呼ばれる立場だからこそわかる羽生選手の偉大さがあるのだろう。
(芝公子)