俳優の石坂浩二が報道番組「サタデーステーション」(テレビ朝日系)のレギュラーコメンテーターに就任することが分かった。4月14日の放送から登場する石坂は慶應義塾大学卒で、高学歴俳優の草分け的存在。報道番組でのレギュラー出演は今回が初めてながら、もともとウンチク好きでも知られており、活発なコメントが期待されている。
ただ気になるのは76歳という年齢だ。6月の誕生日には喜寿を迎え、来年4月からはドラマ「やすらぎの刻(とき)~道」で1年間にわたって主役を務めることも決まっており、高齢の石坂には負担が大きいのではと懸念する声もある。だが石坂にはいま、あえて仕事に打ち込む理由があるという。芸能ライターが耳打ちする。
「石坂は15年10月、それまでの個人事務所から、老舗芸能事務所のプロダクション尾木に移籍しています。その尾木プロはいま、稼ぎ頭の仲間由紀恵が3月に妊娠を発表。今夏の出産が予定されており、しばらくは仕事を休まざるをえない。加えて人気ミュージカル女優の新妻聖子も妊娠を報告。人気タレント二人が離脱することになるのです。同事務所には、昨年12月にAKB48を卒業したばかりの渡辺麻友や、高橋みなみ、小嶋陽菜、峯岸みなみといった売れっ子のAKB組もいますが、さすがに仲間と新妻が離れた分を補うのは難しい。そこで、知名度と実績で断トツの石坂に頑張ってもらわないとならないのかもしれません」
所属事務所はもちろんファンのほうも、仲間が早期に復活することを心待ちにしているに違いない。
(白根麻子)