健康的でスリムな体型になるには、代謝を低下させる冷え・むくみの対策は欠かせません。内臓を温め、その働きを活性化させる「白湯」には、なつめや松の実などの薬膳食材を加えるのがオススメです。管理栄養士の柴田さんによると、なつめには血液の循環をよくするビタミンPやサポニンが含まれ、松の実には代謝を促すビタミンB群やビタミンEが含まれるそう。これに、美肌や抗酸化作用に欠かせない、ビタミンCがたっぷり詰まったレモンを加えた薬膳白湯で、アンチエイジング効果をぐっと高めましょう。
〈薬膳レモン白湯〉
【材料/2人分】(A)レモン1/2個
(A)クコの実大さじ1(10g)
(A)なつめ2個
(A)松の実大さじ1
お湯500cc
【作り方】
1.レモンを輪切りにする。
2.(A)を容器に入れてお湯を注ぐ
温かい白湯は、内臓を温めてその働きを活性化してくれるため、冷えによる代謝の低下を予防・改善するのにぴったり。また、スムーズに栄養素を吸収させるためには、起きがけや食間にいただくのがオススメです。見た目も可愛らしいので、リラックスタイムに取り入れることで心も身体も癒やすことができますよ。
便秘やむくみに悩まされている場合には、空腹時に薬膳レモン白湯を飲み、少し内臓を休ませてから消化のよいものを食べましょう。デトックス力を高めるのに役立ちます。
薬膳レモン白湯を自宅で取り入れ、おしゃれなカフェ気分に。友人を呼んでおしゃべりに花を咲かせ、ストレスを解消する時間にしてもいいですね。心と内臓が整うとより代謝が高まり、健康的で痩せやすい状態になりますよ。
(美容・健康ライター Nao Kiyota)