4月20日に公開される映画「いぬやしき」で主役の犬屋敷壱郎役を演じる木梨憲武。2002年に公開された映画「竜馬の妻とその夫と愛人」以来16年ぶりに映画主演を果たす。
「老けメイクを施してしょぼくれた初老のサラリーマンをパワフルに熱演。公開を前に、3月に東京新宿にある歌舞伎町シネシティ広場で行われたプレミアムイベントでは、新宿の空を飛ぶアクションシーンも再現して、集まった観客から熱い声援が送られました。その時共演した佐藤健から、アカデミー賞を始め数々の賞を受賞した名優で映画監督でもある“モーガン・フリーマンかと思いました”と言われ、照れ臭そうにしていましたね」(イベント関係者)
ツイッターでも「いぬやしきみたー!!木梨憲武の演技すごいぞ」「木梨憲武さん、めっちゃ演技上手じゃね??」といったコメントが早くも躍っている。
木梨はこれまでも1998年にはドラマ「甘い結婚」(フジテレビ系)で連続ドラマ初主演を果たすと2004年には、テレビ朝日開局45周年記念ドラマスペシャル「にんげんだもの-相田みつを物語-」で相田みつを役を熱演。2015年に放送されたドラマ「世にも奇妙な物語」の25周年記念SP「思い出を売る男」(フジテレビ系)でも演技が高く評価されている。また、声優としても2003年に公開された長編アニメーション「ファインディング・ニモ」で主人公マーリンの吹き替えを担当して人気を博した。
「今回の映画では、女優でもある妻の安田成美から『肩の力を抜いたらいい』とアドバイスされたようです。30年続いたバラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)も3月に終わり、これからは俳優として引っ張りダコになりそうですね」(番組関係者)
しかし木梨の野望は、もっと大きなところにあるという。
「オリコンニュースの本人インタビューによると『言うだけならタダなんで』と前置きした上で『3年後に映画を撮ります』と宣言。『イメージでは佐藤健を主役にイケメン俳優2枚看板』と具体的にキャストも挙げ、『そんな風に考えながら飲んでると、“それ面白そう!”って言ってくれる人が集まってスタッフが出来る』と話しています。本人は、かなりその気のようですよ」(エンタメ誌ライター)
3年後には、“世界の北野”ならぬ、“世界の木梨”が誕生するかもしれない…!?
(窪田史朗)