およそ20年の歴史に幕を降ろした草なぎ剛の「『ぷっ』すま」(テレビ朝日系)。地上波レギュラーは、ナレーションを務める「ブラタモリ」(NHK)だけとなった。ともにジャニーズ事務所を退所した稲垣吾郎とは、同じ堀越高等学校出身。周知のとおり、多くのアイドルが通っていた高校だ。卒業生のタレントを挙げればキリがないが、“声優界の女神”こと水樹奈々もそのひとり。彼女は高校時代、草なぎの“イイ話”を耳にしているという。
「彼女が高校1年生のとき、ホームルームで担任の先生から、『草なぎ君は素晴らしい生徒でした。草なぎ先輩のようにみなさんもがんばって、堀越賞をめざしてください』と言われたそうです。堀越賞とは、いわゆる皆勤賞。草なぎはすでにSMAPのメンバーでしたが、3年間無遅刻・無欠席だったので、この賞をもらったんです。芸能活動コース(現トレイトコース)では初だったそうです」(アイドル誌記者)
ちなみに稲垣は高校時代すでに多忙だったため、ほとんど学校に行けなかった。対照的にSMAPでもっとも遅咲きだった草なぎは、普通に通学できたようだ。
「驚くのは、埼玉県内の実家から通学していたため、片道およそ2時間もかけて通学していたのに受賞できたこと。そんな彼を水樹のクラスでは、模範学生として尊敬していたそうです。そのおかげか彼女も堀越賞を受賞。草なぎに続いて2人目の芸能人でした」(前出・アイドル誌記者)
この真面目さがいまに生きているのかもしれない。
(北村ともこ)