俳優のディーン・フジオカ主演ドラマ「モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-」(フジテレビ系)が4月19日にスタートしたものの平均視聴率5.1%と低調な滑り出し。早くも今後の展開を不安視する声が上がっている。
「このドラマは、ディーン演じる主人公が冤罪で15年も投獄され、そこから這い上がり“復讐の鬼”と化して自分を陥れた人間たちに制裁を加えていく復讐劇。初回では、ディーン演じる小さな港町の猟師・暖が、同じ街で喫茶店を切り盛りする婚約者にプロポーズするシーンから始まり、無実の罪で陥れられるくだりが描かれました。ところが、絶海の孤島の監獄で拷問を受けるシーンなど目をそむけたくなる場面も多々あり、そのあたりも視聴者に避けられた原因になっているようです」(女性誌記者)
文豪アレクサンドル・デュマの原作だけに、前時代的に感じられるのは致し方ないにしろ、ディーンが婚約者にプロポーズする場面で、周囲に潜んでいる友達がフラッシュモブでお祝いするシーンといった違和感の拭えない演出にも「恥ずかしくて見ていられない」といったコメントがネットには寄せられている。
そんな中、救いとも言えるのがディーンの婚約者・すみれを演じる山本美月の存在ではないか。結婚式で披露したウエディングドレス姿には、絶賛する声が上がった。
「シンプルな装飾の真っ白なウェティング姿が印象的。山本も放送前に自身のインスタグラムでウェディング姿を披露、ステンドグラスの前でポーズをとる姿に、『綺麗』『美月ちゃんかわいい』『リアル天使』というコメントが上がっています」(ファッション誌ライター)
またネットでは、山本の髪型にも注目が集まっている。
「ロングヘアの印象が強い山本が、今回の役では一転ショートボブ姿。今回の役を演じるためにバッサリ切ったのかという噂もありましたが、山本自身がインスタ上でショートボブのウィッグを脱ぐ動画を公開し、それも話題を呼びました」(前出・ファッション誌ライター)
初回から危険水域に入ってしまった今回のドラマ。もはや復讐劇よりも、愛する夫を失った山本美月演じるヒロイン・すみれの今後が気になるところ?
(窪田史朗)