F1ドライバーのルイス・ハミルトンが音楽界でのキャリアに向けて真剣に取り組んでいるという。
元恋人である歌手のニコール・シャージンガーのために作ったという自宅内のスタジオでレース以外の時間のほとんどを過ごしているというハミルトンは、曲作りを趣味として始めたものの、世間に聞いてもらうことにも意欲を示している。「かなり若い頃から音楽への情熱は大きかったんだ。13歳の時にギターを弾き出したよ。自分らしさを出せて、弱さも見せられる。世間が知らないような自分の一面を出せるんだ」「常に趣味としてやっていたけど、かなり真剣になってきているんだ…トレーニング中やレースに向けて準備していない時はスタジオにいるんだよ」
ハミルトンはスタジオでのやる気はレース中のそれと同等だとするものの、スタジオではありのままの自分でいられるそうで、CBSに対してスタジオを案内しながら、「ここに人を連れてくるなんて考えたこともなかったよ。でもファンのみんなと共有したいし、みんながどう思うか知りたいんだ。僕の仕事に対するやる気はここでもレーストラックでもまさに同じだからね。ただ自分らしくいられるのはここだけなんだ」と語った。
そんなハミルトンについてこれまでタイニー・テンパーやミゲルなどがその才能を評価しており、タイニーは、「本当にすごく興味深いよ。世間がどんな反応を見せるか見てみたいね」と口にしていたほか、ミゲルは「ルイス・ハミルトンはとても才能あるミュージシャンだよ」と称賛していた。