フジテレビアナウンサーの藤井弘輝が5月16日、情報バラエティ番組「バイキング」(フジテレビ系)に初出演。いきなり“大きなミス”を犯してしまった。
「とれたて! ニュースバイキング」の企画に登場した藤井アナは、先月に肺がんによって82歳で他界した映画監督・高畑勲のお別れ会を報じた記事を読み上げる際に、「たかはしいさおさん」と誤読。すぐさま司会の坂上忍から「たかはたいさおさんね」と訂正されると、「アナウンサーとしてあるまじき(ミス)というか…」「とりあえずヘコヘコしてたら許されるという問題じゃない」などと突っ込まれ、かんばしい“初出演”を飾ることができなかった。
「故人の名前をミスするという今回の失態に対して、ネット上でも『事前にしっかりチェックとかしないのか?』『普通のタレントの名前じゃなく、お別れする人の名前だからな。気分悪いわ』との厳しい反応が続出しました」(テレビ誌ライター)
また、藤井弘輝アナが歌手・藤井フミヤの息子であることも、批判に拍車を掛けているといえそうだ。「二世に甘すぎるフジテレビの体制が悪い」「高畑勲のお別れ会をこんなドラ息子に読ませるな」「なんでこんな二世を雇った?」など、人事に関するクレームへと発展している。
「最近は清水アキラや高畑淳子など、息子の不祥事で仕事に支障をきたすタレントが後を絶ちませんから、視聴者の“二世を見る目”のハードルも高くなっている。しかも今回の舞台は不振続きのフジテレビですから、余計にツッコまれてしまったようですね。もちろん、二世でも実力でのし上がっていく人も多いですが、世間からのイメージはやはりネガティブなものになりがち。ネット上では次にターゲットになりそうなのは『間違いなく渡辺美奈代の息子(矢島愛弥)』などと囁かれています」(前出・テレビ誌ライター)
親が著名人というのは諸刃の剣。それを強大な武器に変えられるかどうかは本人次第と言えそうだ。
(木村慎吾)