二宮和也主演ドラマ「ブラックペアン」(TBS系)の第5話が5月20日放送され、平均視聴率は13.4%と、安定した好調ぶりだ。
しかし、治験コーディネーター・木下香織を演じている、“カトパン”こと元フジテレビアナウンサーの加藤綾子に対しては、相変わらず厳しい意見が相次いでいる。
視聴者からは「カトパン本当ムリ…」「カトパンうざいよ。出番減らないかな…」「カトパン出るたびドラマがしらける…」「カトパンのアナウンサー声。一瞬にしてドラマの世界観から引きずり出される感じ」「カトパンの役、いる?」「木下の『ま、私は治験さえやってもらえればどっちでも良いんですけどねっ』ってセリフむかつく。賄賂渡した上に中間マージンザクザクもらってる設定だけどそれも有り得ない」など、ブーイングがやまない。
さらにこの日は、フリーアナウンサーの福澤朗が、厚生労働省の医務技監として登場したことに対しても「また滑舌だけはいい棒キャラがでてきた」「アナウンサー出すぎやろ」「もう俳優雇うお金がないの?」など、素人の演技に不満が爆発したかたちだ。
芸能ジャーナリストも「及第点の視聴率なのに、加藤や福澤を使う意図がわからない」と首をかしげる。
「加藤の役は主要キャストなのに、演技というにはほど遠い。台本を読んでいるというより、原稿を読んでいる感じです。第5話では、二宮演じる渡海先生と食事をするシーンがあったのですが、木下は両肘をついて話をしていて、医師を見下しているような感じでした」
本格的に女優業に足を踏み入れるのなら、元NHKアナウンサーから大女優になった野際陽子さんを見習ってほしいものだ。