老いを受け入れる吉田栄作と抗う平子理沙、元夫婦の真逆の生き方に反響

 5月15日に放送された「やすとも・友近のキメツケ!※あくまで個人の感想です」(関西テレビ)で芸能界の整形疑惑についてトークが展開された。タレントのIKKOが「ボトックスは定期的に入れたほうがいい」と正しい美容整形について発言すると、同じく共演者の木下優樹菜もIKKOの自然なボトックス使用に同調。ところが、続けて「でも、たまにいますよね、ヤベエなみたいなの」とお決まりのヤンキー口調で、ボトックスの注入しすぎで顔面がモンスター化している芸能人がいることを示唆した。

 すると当然のように、ネット上で「ヤベエ芸能人」の投稿を招く事態となったのだ。

「番組では、木下の発言を受けて他の共演者も悪ノリ気味に『おるおる、表情が全然変わらへん』と盛り上がったからさあ大変。それを見ていた視聴者たちがネットに真っ先に書き込んだのが、タレント兼モデルの平子理沙や益若つばさでした。それだけ信者が多いことの裏返しでもあるのでしょうが」(女性誌記者)

 その一方で、平子の元夫で俳優の吉田栄作の最近の老け役にスポットを当てた記事が話題に。

「5月3日に放送されたドラマ『未解決の女』(テレビ朝日系)で、吉田が演じたしょぼくれ教授役が大反響でした。元がイケメンですから49歳の今でも整った顔立ちなのですが、確かにシワや白髪などを無理に隠さず年齢相応の役柄に挑んでいた。若い頃に見た目で一世を風靡したタレントで、こうして自然な年の取り方をしている芸能人は珍しい。そのあたりが、元妻の平子理沙の生き方と対照的だとして注目されたようですね」(前出・女性誌記者)

 老人として生まれ、徐々に若返り、自然に年を取る人たちと交錯しながら、最後は赤ん坊としてこの世を去る。そんな男の数奇な運命を描いた、ブラッド・ピット主演の「ベンジャミン・バトン」というヒット映画があったが、自然に年を取っていくのと、加齢に抗いアンチエイジングの教祖として生きていくのと、はたしてどちらが幸せか。

 この元夫婦にはそんなことを考えさせられる何かがあるというのは、少々大げさか?

(飯野さつき)

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