経済評論家の勝間勝代さんが、同性のパートナーがいることを告白しましたが、ある調査によれば、日本でのLGBTの割合は、約8%。左利きの人やAB型の人の割合とほぼ同じなのだそうです。これほど身近な存在であるにもかかわらず、「LGBT」って何?と聞かれると、答えられない人も多いのでは。
LGBTは、性的指向と性自認の頭文字をとったもの。「L」はレズビアン。女性の同性愛者で、心が女性で恋愛対象も女性です。「G」はゲイ。男性の同性愛者で、心が男性で恋愛対象も男性です。「B」はバイセクシャル。全性愛者で、全ての人が恋愛対象になります。「T」はトランスジェンダーの略。体の性と心の性が一致していない人をいいます。
さらに最近では、これに「Q」を加えることもあります。クエスチョ二ングのQで、自分の性的指向や性自認が定まっていない人のことです。時には女性、時には男性と、スイッチのように切りかわる人もいます。日本ではXジェンダーと呼ぶこともあります。
フェイスブックでは、米国ユーザー向けのプロフィール欄では、性別を50種類から選べますが、もう性別を選ぶこと自体がナンセンスな時代なのかもしれませんね。