またもやお相手はIT長者なのか。小嶋陽菜が5歳年下のIT企業社長と半同棲状態にあると、5月31日発売の「週刊新潮」が伝えた。その“IT社長”を巡っては最近、女優の剛力彩芽がネット通販大手「ZOZOTOWN」の前澤友作社長と、そして女優の石原さとみが動画配信サービス「SHOWROOM」の前田裕二社長と交際しているとして話題になっている。
「小嶋のお相手はスマホ向けアプリの制作会社『ピックアップ』の宮本拓社長。まだ25歳ながらIT社長歴4年という若き起業家です。報道ではDMMグループ子会社の社長という側面で切り取られがちですが、実際には彼が創業した会社にDMMが目を付けて17年に買収したものであり、DMMの稼ぎ頭だった成人向け事業にはまったく関係ありません」(IT系のライター)
そんな若きIT社長とアメリカでの音楽フェスを楽しんできたという小嶋。ファンからは石原や剛力の例も交えて「結局、金ですか」「オレも理系になればよかった」という妬みも伝わってくる。だが小嶋の彼氏選びを、剛力の例と同列に並べるべきではないというのだ。前出のIT系ライターが指摘する。
「世間ではIT社長に対して『最新ビジネスにいち早く食いついた目先が効く人』というイメージを持ちがち。しかし宮本氏は、代表的製品の『POOL』を開発したきっかけが好きな女の子からの相談だったというエピソードでも分かるように、発想や生き方からしてスマホ世代そのものです。その点でネット以前に始めた通販ビジネスから会社を発展させた前澤氏とは大きく異なっています。活躍のフィールドがたまたまITなだけで、宮本氏は25歳なりの等身大の感覚を持っており、そこがなにより小嶋を惹きつけたのでしょう」
そして石原が選んだSHOWROOMの前田社長もまた、ZOZOTOWNの前澤社長とは世代も感覚も違うIT起業家だというのだ。
「前田氏は『エンターテインメントを武器に、地球上の機会格差を無くす』ことを企業理念にあげており、最初にビジネスありきではない点が前澤氏との大きな違いでしょう。会社を大きくすることよりも自らの理念を拡げることに腐心しており、その姿勢に共鳴した秋元康氏が48グループの参加を決めたとも言われるほど。そのエンターテイメントファーストの姿勢が、芸能界の厳しい競争を生き抜いてきた石原に響いたのかもしれません」(前出・IT系ライター)
では前澤社長を選んだ剛力は、まだ25歳の若さながら、その男選びは旧来のパターンということなのだろうか。
「紗栄子との交際や自家用機の所有などから、前澤氏を金満家のIT社長とみなす向きもありますが、それは短絡的でしょう。高価な絵画に惜しみなく私財を投じたり、地元の千葉から本社を動かさない姿勢はむしろ欧米型の成功者スタイル。IT分野には社会貢献などには目もくれず、ぜいたくな生活ばかりが目的意識の低い起業家も少なくありませんが、前澤氏はチャリティにも力を入れるなど『金持ちの果たすべき使命』を意識した活動も少なくない。そういった姿に剛力も惹かれたのではないでしょうか」(週刊誌記者)
三者三様のIT社長だが、いずれも人を惹きつける魅力にあふれているのは確かなようだ。
(白根麻子)