脂肪というと、かつては「太る」というイメージがありましたよね。しかし最近では、体脂肪の燃焼促進とともに筋肉を増やす働きがある「共役リノール酸(牛乳やチーズ、バターなどの乳製品に含まれる)」のように、脂肪の中でも「太る」に直結しない存在も知られるようになってきました。
医師の日比野佐和子さんの著書「これだけで若返りは可能です。:運動嫌いでも続けられる!男のエイジマネジメント講座」(東洋経済新報社刊)によると、乳製品以外の牛肉や羊肉も、共役リノール酸が多く含まれているのだとか。とはいえ、食品だけでは十分な摂取ができないため、サプリメントで補うといいそうですよ。
また、美容オイルコンシェルジュのYUKIEさんの著書「読むオイル事典」(主婦の友社刊)によると、最近話題になっている「ヘンプシードオイル(麻の実油)」にも、共役リノール酸が含まれているそうです。Instagramでは、ヘンプシードオイルをドレッシングに使ったり、自家製マヨネーズを作ったりしている人からの投稿も多く見られます。女性にうれしい働きのあるヘンプシードオイル、いろいろなレシピで食卓を楽しくもしてくれそうですね。
ダイエットのための筋肉づくりに、ぜひ「共役リノール酸」を覚えておきたいものですね。