ジャニーズ事務所にまたまた激震だ。同事務所は6月7日、未成年女性に飲酒を強要したとしてNEWSの小山慶一郎を一定期間の活動自粛に、その場に同席していた加藤シゲアキには厳重注意処分を下した。去る5月6日には元TOKIOの山口達也が、未成年女性への強制わいせつ事件により契約を解除されたばかり。いずれの件でも未成年女性が関わっており、メンバーの脇の甘さが指摘されている。
これで残るメンバーが手越祐也と増田貴久の二人だけとなったNEWSはグループとしての活動が当面、立ち行かなくなるのは明らか。そして他のグループに関しても、CMやイベントへの起用にブレーキがかかる可能性は高い。そんな危機的な状況の中、2つのグループにはむしろチャンスが到来するとの観測もあるという。芸能ライターが指摘する。
「今回の件で頭角を現す可能性があるのは『Sexy Zone』(セクゾ)と『King & Prince』(キンプリ)の2組です。その理由は、この2組には未成年者のメンバーが所属しているので飲酒問題には縁遠く、飲み会などの噂も聞こえてこないから。2組とも“清潔”なイメージを備えているので、TOKIOやNEWSの前例からは距離を置くことができるわけです」
セクゾでは最年少のマリウス葉が17歳で、他のメンバーも最高齢で23歳の若いグループ。そしてキンプリは永瀬廉と高橋海人の二人が19歳で、こちらも最年長が22歳と全体的に若さあふれるグループだ。
「そんな2組に対して、かつては若いグループの代表的存在だった『Hey!Say!JUMP』は最年少でも24歳になりましたし、『Kis-My-Ft2』には30歳オーバーが2人在籍。『A.B.C-Z』に至っては5人中の4人が三十路です。そしてグループとしては二番目に若い『ジャニーズWEST』も最年長は30歳と、ジャニーズではいまやファンからも高齢化を憂う声が聞こえてきます。それゆえセクゾとキンプリには今回の事件に限らず、様々な方面で若さを武器にしてほしいと期待する声は少なくありません」(前出・芸能ライター)
災い転じて福となす。セクゾとキンプリのメンバーたちにはファンや業界から熱い期待が寄せられているのかもしれない。
(白根麻子)