親切対応のつもりが世間からは厳しい意見が!?
NEWSの小山慶一郎が、6月7日放送の報道番組「news every.」(日本テレビ系)にて、未成年飲酒騒動について謝罪した。小山は同番組でメーンキャスターを務める同局の藤井貴彦アナウンサーとともに番組冒頭に登場。相手女性が未成年と知らなかったと主張しつつも、お酒を飲むように煽ったことは事実と認めて、番組への出演及び芸能活動を当面の間休止することを発表した。
同席した藤井アナは「同じ番組で仕事をする仲間ですから背中を押すような言葉をかけてあげたい気持ちはありました。しかし、このようにテレビで皆さまからのご批判を正面から受け止め、反省することが今もっとも大切だと理解している本人には無意味な優しさなどはかえって不要なものだと感じています。隣にいるのに今言うことではないと思いますけれども、しっかりと反省をして、自分を見つめ直してほしいと思います。そして、その先に見違えるほどの変化や成長を見せてもらいたい。それが私と私たちの切なる願いです」とコメントしていた。
この藤井アナの発言には厳しさの中にも優しさが感じられたが、ネット上では藤井アナに対する厳しい意見も散見された。曰く「もっと厳しいコメントをしてもよかったんじゃないか」「小山が憧れる存在だからこそ、もっと突き放してほしかった」「小山が本当に反省しているなら番組を自主的に降板するべきだし、藤井アナも降板するように言ってほしかった」「身内に甘いね。やっぱり日テレはダメだと思うな」といった具合だ。
「小山にとって藤井アナは、アナウンス技術から人柄まで全てにおいて憧れの存在であり、『この人と一緒に生きていきたいと思った』と、バラエティ番組で話すほど尊敬する存在。それだけに小山も、謝罪の場に立ち会わせたことを深く悔悟しているでしょうが、反面、プライベートでは浮いた話題が目立っていたことは藤井アナもわかっていたはず。本当に更生させるのであれば、あえて謝罪に立ち会わず、突き放すぐらいの方がよかったのかもしれませんね」(エンタメ誌ライター)
山口達也事件では、朝の情報番組「ZIP!」で7年間共演していた同局の枡太一アナが山口氏に向けてと思われる発言を残したが、日テレはジャニーズタレントの不祥事で局アナがコメントすることが定例となりつつある。
(田中康)