4月からのドラマ「○○な人の末路」(日本テレビ系)で、初の主演に抜擢されたアイドルグループ・Kis-My-Ft2の“後ろの4人”ユニット舞祭組。メンバーの1人・宮田俊哉“効果”でコンサートには男性や4、50代女性が増えてきているという。
宮田は、ジャニーズタレントでは珍しくアニメオタクを公言しており、コンサートでは、ヲタ芸を全力で披露するほど。バラエティ番組「アメトーーク!」(テレビ朝日系)にも「昭和アニソン軍VS平成アニソン軍」に続き、「HUNTER×HUNTER芸人」にも出演した。そこで、「ラブライブはアイドルの教科書」と言い放つほどのラブライバーであることや、「魔法少女なんですが、イリヤスフィール・フォン・アインツベルンちゃんっていう今の彼女です」という発言に観覧客から悲鳴が上がったが、視聴者からは「ここまでジャニーズで振り切るのは凄い」「ラブライバー仲間としてうれしい」「イリヤちゃんをフルネームでいうのはさすが!」と高評価を得た模様。宮田のあまりのガチヲタクぶりに、ラブライバーたちがKis-My-Ft2のCDを買ったりコンサートに行くという事態が生じているという。
また、宮田は「ママ大好き」を公言するマザコンであることも有名。母親が堂本光一の大ファンだったことから、幼い頃からジャニーズに入れるための“情操教育”を施してきたようだ。習い事もサッカー、ピアノ、水泳など、本人がやりたいと言ったものはすべてやらせ、辞めたいと言えば辞めさせてきたとか。
美容院で髪を切る際には、母が持参した堂本光一の写真の中から髪型を決めていたという。こうして、母親に「NO」といわれなかったことから、反抗期も全くなく育った、と「サンバリュ『THEスターを作った母の魔法SP』」(日本テレビ系)で明かしている。
中居正広が司会を務める「Momm!!」(TBS系)でも、中居から「(母親と)がんばれば隣に寝れる?」「手つないで外出できる?」と聞かれると、宮田は「がんばらなくてもできますよ」と回答。中居を驚かせた。30手前の今でも1週間に一度ほどはランチを食べていたり、毎年、クリスマスには宮田がサンタの姿になってプレゼントを渡していたりしているというエピソードも出た。これを見ていた母世代は「あんな息子かわいい」「週に1回ランチしたりサンタ姿でプレゼントなんて羨ましい」との羨望の声が挙がったようだ。
若い女性のファンは、その対象が次々と若いアイドルに「降りる」ことはよくある。しかし、アニメヲタクやマザコンで得た男子ファンや中高年ファンの息は長い。このように安定したファン層の獲得に貢献しているのが「宮田俊哉」なのだ。
(琴葉)