いまや、いつ震災や災害が起きるか分からない時代。すでに、備蓄食などを常備している家庭も多いのではないでしょうか。そんな備蓄食、最近ではただ命をつなぐためだけでなく、QOL(生活の質)の向上、つまり、震災後の食事も美味しく、ハッピーに過ごせるように、備蓄食も進化しているようなんです。
京都・祇園発祥のデニッシュパン「ボローニャ」は、舞妓さんも並んで買うといわれているほど。それが缶詰めになった「缶deボローニャ」は、3年間の長期保存が可能なんだとか。しっとり食感のパンが災害時に食べられるとは、なんともうれしいですね。
また、「IZAMESHI(イザメシ)」というブランドの備蓄食は、見た目もオシャレで、震災後の避難生活でも楽しく過ごせそうです。さまざまなおかずがある他、丼ものもあってボリューム満点。水も不要で、ご飯とセットになっている具材を混ぜるだけで、牛丼や鶏ごぼう丼、カレー丼などが楽しめますよ。
もっとワンランク上の備蓄食を味わいたいなら、日本料理の名店「賛否両論」の笠原シェフ監修「東京備食」という缶詰とアルファ米のセットを。一食で主食、主菜、副菜、汁物、甘味の5品目が味わえるという何とも贅沢な備蓄食です。備蓄の豆知識やアレンジレシピなどを掲載したブック付き。
簡素で美味しくないというイメージもある備蓄食が、これほど進化しているとは驚きですよね。食は心をも癒やします。ぜひ、食べるのが楽しくなるような備蓄食を用意して、災害に備えましょう。