やはりどの時代にも過激なファンはいるようだ。
元モーニング娘。の辻希美が、6月20日に放送されたバラエティ番組「1周回って知らない話」(日本テレビ系)に出演。モー娘。時代に経験した恐怖体験を披露している。
番組アシスタントの川田裕美アナから「怖い目にあったりはしてないですか?」と質問されると、辻は「1回家の中に人がいました」と、ファンが当時家族で住んでいた実家に忍び込んでいたことを告白。なんでも、そのファンは辻の母が犬の散歩で家を空けたわずかな時間に侵入していたという。
その時の状況について辻は「帰ってきて、普通に掃除してたら、机の下から男の人が…」と説明すると、共演者たちも「怖すぎる」と悲鳴。結局、家には辻の父もいたため事なきを得たが、そのファンは「辻ちゃんに会いたくて待ってたんですけど、会えなくて(家に侵入した)」と釈明をしていたそうだ。
「1977年には、当時の清純派アイドル・岡田奈々の自宅マンションに果物ナイフを持ったファンが侵入し、手にケガを負わせる事件もありました。最近でも、元AKB48の岩田華怜へのつきまといなどで職業不詳の男がストーカー規制法違反の疑いで逮捕されていたりと、やはりどの時代にも過激なファンはいます。アイドルにはそうしたリスクも伴うということかもしれませんが、家までつけられているとしたら怖すぎますよね」(エンタメ誌ライター)
所属事務所がいくら警告したり警戒を強めたとしても、365日24時間態勢でアイドルを完全に守ることは不可能。芸能人との“距離”が近づいているだけに、ファンにも良心をもって応援してほしいものだ。
(本多ヒロシ)