今年でデビュー20周年を迎える女優の沢尻エリカ。6月23日に封切られた映画「猫は抱くもの」では、自分を人間だと思い込む猫(吉沢亮)に恋心を抱かれるアラサーの元・アイドル役を熱演。ネットでも「猫は抱くものの沢尻エリカ めっちゃ可愛いな」「売れないアイドル役ですが、逆に沢尻エリカの可愛さが際立ってイイ!!」など、評判もまずまずのようだ。
そんな沢尻は、26日に放送された朝の情報番組「めざましテレビ」(フジテレビ系)にVTR出演。デビュー20周年を振り返り、女優人生の“転機と騒動”について語った。
「沢尻は2007年に主演した映画『クローズド・ノート』の舞台挨拶で物議を醸した『別に…』発言や、所属事務所から契約解除された騒動について、『ある種のターニングポイントだった』と告白。当時の心境を『精神状態がすごく不安定だったのと、自分がただ単に未熟だったということに尽きるんですけど』と、当時を振り返っていました」(芸能記者)
当時の沢尻は21歳。己の未熟さを、今になって改めて痛感しているという。また、あの頃から変化したことについて聞かれると、「若い時って、殻を作って閉じこもっていた部分があったんですけど(中略)何でもいいから自分のままで素でいこう。そうしたら別にどう思われてもいいから、自分の素だったら。それですごく楽になりました」とコメント。さらに「人の気持ちを理解できるようになった」とも語っている。
これを観た視聴者からは、「今日のめざましで沢尻エリカの言うてる事すごい共感できた」「ここ数年の沢尻エリカは感じが良くて嫌いじゃなかったんだけど、めざましテレビのインタビューで理由がハッキリわかりましたね」など、共感の声がツイッターに数多く上がった。
「映画『猫は抱くもの』でも、“共演した猫があまりに可愛いいため引き取ってしまった”という情報がネットニュースで流れ、彼女の好感度が上がったようです」(スポーツ紙記者)
沢尻は、27日放送の「今夜くらべてみました2時間SP」(日本テレビ系)にも出演。男性の好みについて聞かれ、「関西人が好き」と発言している。今年で32歳。猫を飼うのもいいが、そろそろ浮いた話のひとつも聞きたいものだ。
(窪田史朗)