ドラマ「ブラックペアン」最終回が最高視聴率18.6%を記録した嵐・二宮和也。現実の顔はゲームが大好きな超インドア派で、外に出て食事をしたりお酒を飲んだりすることはめったにないという。
だが、共演をきっかけにプライベートで食事をする仲になった芸能人は、意外と多い。といっても芝居論を酒の肴にするようなタイプは苦手。今も交流があるのは、日常会話を何時間もダラダラと交わすことができる人ばかりだという。そのうちのひとりに、大物女優の大竹しのぶがいる。
「二宮は、相手の懐に飛び込むことが上手。親子ほどの年齢差がある大竹さんを“しのぶちゃん”と呼んでいます。05年のドラマ『優しい時間』(フジテレビ系)で共演。さらに翌06年のドラマ『少しは、恩返しができたかな』(TBS系)では、二宮が難病と闘う大学生を、大竹がその母を演じたことで、距離がグッと縮まったようです」(女性誌記者)
2人は16年、キリンビールのCM「一番搾り 小麦のうまみ」でも共演。この撮影時も二宮は「おう、おい、しのぶ」とフランクな対応だったという。このホットな関係はのちに、大竹の長男にまで波及することになる。先の記者が続ける。
「休日は家から一歩も出ず、ゲーム三昧の二宮。午前から翌日の朝まで平均3台の電源をオン、深夜は世界のゲーマーたちと交流しているそうです。そんなある夜、“二千翔”というハンドルネームで参入してきた人がいた。二宮にとっては、初のお相手。後日、そのプレイヤーの本名が大竹二千翔、つまり大竹さんの長男であることがわかったんです」
後日、大竹に会ったときに二宮は、「(息子さんは)ゲームやってるんだね」とたずねた。母としては、大竹家の長男が、アラサーになっても女の影がなく、結婚にも興味を示さないことに気を揉んでいたが、そんな矢先に聞いた深夜ゲーム。心中複雑だったようだ。
仕事と趣味で、大女優と2世代にわたって親交をもつ二宮なのである。
(北村ともこ)