一部メディアによると、俳優の浅野忠信の父親で、元芸能事務所社長の佐藤幸久容疑者が6月30日、法律違反の薬物使用容疑で警視庁に逮捕されていることがわかった。佐藤容疑者は昨年11月にも同容疑で逮捕され、今年3月に東京地裁で懲役2年、執行猶予5年の有罪判決を受けたばかりだった。
同庁町田署によると、6月29日午後10時45分ごろ、東京・町田市のコンビニ付近にいた佐藤容疑者の挙動が不審だったため、職務質問。尿検査で薬物の陽性反応が出たため、翌30日に緊急逮捕。佐藤容疑者は容疑を認めているという。
「執行猶予中の逮捕であり、浅野のイメージダウンは避けられません。佐藤容疑者逮捕の当日、浅野は東京・丸の内で行われた出演映画『パンク侍、斬られて候』の公開初日舞台挨拶に出席。主演俳優の綾野剛は、浅野のアドリブがすごくて現場はカオス状態だったと苦笑いしていました。アドリブに関して浅野は『役になりきっていて覚えていない。(役に)取り憑かれていた。どうかしていたと思う』と話していましたが、本当に“どうかしていた”のは、浅野ではなく父親だったというのは、なんとも皮肉です」(週刊誌記者)
昨年、父親が逮捕されたとき浅野は「家族としてなにか寂しい思いをさせてしまっていたのかな、と思うと今後はより支え合って多くの時間を父とともに過ごしたいと考えています」とコメント。父親を擁護する姿勢も見られたが、さすがに今回ばかりは厳しく対応せざるを得ないだろう。
二世の不祥事よりもやっかいかもしれない。
(石田英明)