来季開幕のフィギュアスケート・2018‐2019グランプリシリーズのエントリーが発表された。現役続行を宣言しつつもケガの回復が気になる羽生結弦選手だが、シーズンオフもアイスショーなどに出演して順調な回復をアピール。グランプリシリーズにも出場することが決定している。
羽生選手がエントリーしているのは、第3戦と第5戦だ。
「第3戦は11月2日~4日に行われるヘルシンキ大会。第5戦は11月16日~18日のロシア大会です。ヘルシンキ大会はあまり聞いたことがないかもしれませんが、例年第3戦が行われる中国が開催休止を決定したため、ヘルシンキで行われることになりました。第3戦以降とシリーズ中盤からの出場ですから、復帰に向けて慎重に時間を取っているということでしょう。例年出場しているNHK杯(11月9日~11日)は指定していませんが、12月は6日~9日にGPファイナル、下旬には全日本選手権も控えており、大会と大会の間を取ってコンディションを整えるのだと思います」(スポーツライター)
五輪王者・羽生選手のさらなる進化は世界中が注目している。いったい、どんな滑りでファンを魅了するのか。早くも来シーズンが楽しみだ。
(芝公子)