7月11日にスタートする水曜ドラマ「高嶺の花」(日本テレビ系)に主演する石原さとみ。連続ドラマ「高校教師」(TBS系)、「101回目のプロポーズ」(フジテレビ系)などドラマ黄金時代の一翼を担った脚本家・野島伸司氏の描く本格的なラブストーリーだけに、ドラマファンの間では早くも期待が高まっている。
「石原が演じる月島ももは、華道の名門“月島流”本家に生まれ、美貌、キャリア、財力、家柄、才能の全てを持ち合わせた女性。当たり前のように愛する男性と結婚するはずが、まさかの二股交際発覚で式当日に結婚が破断。自信喪失したももの前に現れたのが、峯田和伸演じる何も持たない平凡な自転車店主の風間直人。格差を超え、まさかの恋に落ちる純愛ストーリーです。実はこの企画は、かねてより野島ドラマのファンだった石原が、“野島伸司さんの脚本でラブストーリーに出たい”と希望して実現しました。本人も代表作にする意気込みで撮影に臨んでいるようです」(エンタメ誌ライター)
石原は、1月に金曜ドラマ「アンナチュラル」(TBS系)に出演。法医解剖医・三澄ミコトを演じて「ザテレビジョンドラマアカデミー賞」主演女優賞を受賞するなど高い評価を受けている。
「この作品も、石原自身が“原作のない作品がやりたい”という希望に沿って生まれたドラマ。石原はあるインタビューで『20代の頃は、どうにか爪痕を残そうとして、キラキラ輝きたいという思いで必死でした』と語る一方で、『30代は自分発信で、0から何かをスタートさせようと決めていた』と答えています。彼女自身も女優として大きく飛躍する手応えを感じているようですね」(女性誌デスク)
30代になって、変わったのは仕事だけではない。私生活にも変化が現れているという。
「5月に『週刊文春』でIT企業SHOWROOMの代表取締役社長・前田裕二氏との沖縄離島リゾート旅行が報じられ熱愛が発覚しました。以前は共演者らとの作品のパブっぽい熱愛報道が多かった彼女ですが、今回のお相手は業界の外の人。共に高め合うような関係が築ければ、女優としてさらに輝きを増すのでは…」(前出・女性誌デスク)
果たしてドラマ「高嶺の花」は「アンナチュラル」を超える評価を得ることができるのか。女優として、1人の女性として、勝負の秋を迎えそうだ。
(窪田史朗)