トレーニングギア「シックスパッド」の販売で知られる株式会社MTGが、同製品を共同開発したサッカーポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの来日を発表し、ファンがザワつく事態となっている。
同社公式サイト上には「クリスティアーノ・ロナウド選手 7月下旬に来日決定!」「東京都内へ上陸」などと説明されており、ロシアW杯でもスペイン代表戦でハットトリックを達成するなど圧巻のプレーを見せつけた世界的スーパースターの訪日を報告。しかし、同選手を応援するファンにとっては“7月下旬の来日”が「悪夢の再来」だとして反響を呼んでいるのだ。
「ロナウドといえば2015年に来日した際にフジテレビの夏の歌謡祭にゲストで登場したんですが、歌手のナオト・インティライミやキマグレンの歌を“渋々聴いている”表情や、苦笑いしながらスタジオのノリに合わせてタオルを“嫌々回す”様子が大きな話題になりました」(テレビ誌ライター)
国内のみならず、英国タブロイド紙「theWORLD」にも「史上最も居心地の悪い出演」としてこの様子を報じていた。テレビ誌ライターが続ける。
「ファンからは『ロナウドにこんなことさせんな』『貴重なオフを潰されるロナウド』といった同情の念が寄せられ、2018年の『FNSうたの夏まつり』(フジテレビ系)も7月25日に開催される予定となっていることから、『やめたれ笑』『もうタオル回しはやめたげて』『お台場の悲劇、再び』との悲鳴が飛び交っています」(テレビ誌ライター)
ナオト・インティライミやキマグレンの日本国内における人気に疑念の余地は無いものの、サッカーの世界的スーパースターに、音楽番組で“楽しそうにリズムを取る”日本人タレントと同じリアクションを期待するのは酷というものだろう。
幸か不幸か、日本の後に訪韓を予定しているロナウドは、25日の午前には専用機に乗って韓国に入国するという報道も。そうなれば「FNSうたの夏まつり」には出演できない。
(木村慎吾)