「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音が、7月26日からテレビ東京、7月31日からBSジャパンで放送され、11月30日からNetflixで配信される徳永えり主演の連続ドラマ「恋のツキ」に出演することがわかった。川谷はこれで俳優デビューとなる。
原作は新田章氏による同名漫画だが、川谷演じる映画監督の沖原隠光は、原作にはないドラマオリジナルキャラクター。川谷は「今回初めての演技で映画監督の役でしたが、ほとんど自分に近い設定だったのでやりやすかったですし、演技をしているというより、自分を撮られているみたいな感覚に近かったのでその自然な感じを見て頂けたらと思います」とコメントし、俳優としての自信をのぞかせた。
しかし、この発表にネットの反応は早かった。「話題性がありマスコミが騒ぐことで、ドラマの宣伝になるから配役したのでしょうか。とっても不快」「他の役者さんには申し訳ないけど、これは見ない」「不愉快。見ない」と、たちまち強い拒絶反応が。さらに、放送するテレビ東京に対しても「使うほうのテレビ局、どうかしてる」「ここんとこ視聴率が調子よくて、自分たちは意外性があるとテレ東は自己陶酔してんじゃないの?」など、批判的な意見が多数あがった。
「同ドラマの大和健太郎プロデューサーは『以前から俳優としての川谷さんの姿を観てみたいと思っておりました』とコメントしていますが、彼の何をもってそう思ったのか理解に苦しみます。もし、話題性を狙ったのだとしたら、逆効果になる恐れもありますね」(芸能ジャーナリスト)
原作は、浮気心などアラサー女子のリアルな日常を描く物語。ストーリーとの親和性がないとは言えないが、川谷の役者起用が視聴率にどう影響するのかが見ものだ。